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2011年10月30日日曜日

竹猫カリンバ解説 3

このカリンバは結構大きいのであります。比較にマジックペンを置いてみましたから、おわかりいただけることでしょう。でも、軽いの。製作者と同じであります。桐を使いました。いゃあ、百円ショップのおかげてあります。「桐のまな板」というのがありまして、これですと、あたしのように不器用、短気な人に対しても、手触りがやわらかく、気のいいママさんに「また来てね」といわれたみたいに、すぐに作業に復帰できるのであります。音の響き具合も良いです。
まな板ですから、上のほうに取っ手の穴があいていました。どうしようかなあ、と思ったんですけど、猫の耳にしようと考えまして、「猫ならヒゲだろう」、とか、「我が愛猫の写真をいれたい」とか、「写真を入れたら、こらあ、ライトがないと見えないな」など、思いつくままに、自転車の三種点滅ライトを仕込んでみました(光にあわせて弾くと楽しいよ)。
音響的にはもう少し大きな孔をあけたかったのですが、手持ちの工具がないので困っていると、愛猫のひげをよーく見ると細かな孔なので、しめたとばかりにカリンバに採用して音響用ホールを数で補ったのが、正面にあるヒゲの孔です。これもだんだん小さくしたりして気をつかっているんですけどーーぅ。まあ、どうでもいいね。あのう、目玉には、夜光塗料のプラスチックを使って暗闇で光る「猫の目」を演出しているんですけどーーぅ。自己満足だね。
左右には、民芸品についてきたバチをつけました。竹の弦をたたいてみたらどうでしょうか、というおすすめなんですが、見てくれが横溝ミステリーにでてきそうな雰囲気をわずかにただよわせているので、「下手にたたくとバチがあたるよ」、とか、「実は猫科の神様なのです」ということにして、カリンバがアフリカの宗教儀式に使われていたといういきさつを美しい姫としのぶよすがにしています。

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