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2011年10月29日土曜日

竹猫カリンバの解説 1

カリンバの名人Sage氏と話していたとき、「弦を竹でつくると低音がきれいなカリンバができるよ」とヒントをいただき、トライしたのがこれである。弦の一本々はもちろん手作りである。しかも、カッターナイフ一本で暗く、静かに、美しく、黙々と削ったので、ふぞろい極まりないが、これがまた楽しくもあり、苦しくももあるというSMみたいな作業なのであった。何を隠そう、おれの場合は筋肉系の病いを友としているために、長い間の作業はあまりできないのだ。タイマーをもつウルトラマンの気持ちが人一倍わかるのである。あと一歩のときに戻っていかねばならぬ身のつらさ、シュワチ! 、 というのを繰り返して、でも正義の味方ではないので、もういいかげんに、イヤダッチ!、という頃にようやく弦の数がそろった。ちなみに、弦は「富山のますずし」(株式会社 源)という弁当についてくる押し鮨用の竹である。お弁当がひとつ1300円もするのであった(泣・笑)。つづく。

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