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2011年12月6日火曜日

ラベンダー・カリンバの解説 1

今回は「ラベンダー・カリンバ」であります。その名のとおり、高原の風、ラベンダーの香りをカリンバに添わせてみました。
どこに添わせたか? 反響ドームの中であります。
ささやくような小さいカリンバの音です。どうしたの?  やさしい貴女は思わず顔を近づけると、中央のホールから、やわらかなラベンダーの香りがわきたちてきて、ほのかな空気感に包まれます。
そうです。音を反響するひょうたんドームの中には、南国タイ産のポプリが、紫のドライフラワーの花びらから「ラベンダー・ラブ」という香りを放っているのであります。
聴覚だけでなく、嗅覚からも、楽しんでいただこうというのが、今回の作品であります。
もともとは「ネズミちゃんのひょうたんカリンバ」でご覧いただいたとおり、ボディは100%シルクを三重にかさねて貼り、やわらかな手触りを実現していました。
これを両手に包むときは、人跡未踏の深山で清浄なわき水をすくい上げたような感覚に満たされることでしょう。
カリンバとは、縁もゆかりも興味もないあたしの知人が、「これ、好き」と胸にだきかかえるようなしぐさをしてくれました。
なかなかほめない相手の反応に、天にも上るようなよろこびが、、。
ところが、、、で、、、あります。
ほんのしばらくのあと。彼女の顔は冬だというのに、夏の夕立のように曇ったのでありました。
当惑するあたしを、じっと見すえて、
「どうしてなの。こんなにきれいにつくりながら、どうしてなのよ。もーう、、」と、もうもう牛が鳴くように強い抗議をうけたのであります。
よくわかりません。花飾りまでつけたのに、、。
あたしは相手の剣幕に狼狽して、本体をいろいろ調べて、首をひねっていると、
「八重さんには、そういうところがあるのよっ」
言い捨てるように、吐いたのであります。
なにがおきたのでありましょうか。どこが、いけなかったのでありましょうか。
こんなに素直に生きているあたしが、とてもいけないことをしてしまったのでしょうか。
そういう人生なのでありましょうか?

さて、どうしてそれは起きたのか、あなたご自身の目でこのカリンバをご覧になり、お確かめいただきたいのであります。
直近では、下記のセージさんのイベントに持っていきますので、お楽しみであります。
ライブにぜひともふるってご参加下さいますように、とご案内をして、日頃のささやかなお礼とするのであります。わっ、ははは。
                 記
『12月9日ケニアの夜』
TALK・・・
ケニア在住の、早川千晶さんが伝えてくれる、ナイロビ最大級のスラム、キベラでの活動のお話。
LIVE・・・
hawkcrower(ホウクロア)
輝鷹ギターと、Sageが演奏する、アフリカの楽器、『カリンバ』と『ジャンベ』の音が、会場を満たす。
FOOD・・・
カフェOHANAの、おいしいご飯と、飲み物で、ごゆっくりどうぞ○
【日時】
12月9日(金)
OPEN 18:30
START 19:00
【会場】
from Earth Cafe "OHANA" (ふろむあーすカフェ・オハナ)
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 豊栄ビル1F
http://www.cafe-ohana.com/
※アクセス
三軒茶屋駅(南口B)から、真っ直ぐ246通りを進み、栄通りの入り口を過ぎ、レンタカーやさんの5?6軒先。246通り沿い、1Fです。
【料金】
1order+カンパ制
※予約不要です。混み合う可能性もありますので、お早めに来場ください○

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